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産後2日目。帝王切開入院記録⑤~出産の手術 詳細~

歩くのがしんどい…2日目です。

出産日と昨日は、起きてる時は痛みと戦い、痛み止めをもらっては寝て…で、1日意識があるような無いようなで過ぎてしまいました。

まず出産の記録。


14時15分に手術になります。

と突然お呼びがかかり。


あまり心の準備もないまま手術室へと運ばれました。

私は緊張でこわばってしまっていました。

手術室の前で旦那が「いってらっしやい、頑張って」と言いました。

手術が始まる前に

血圧計を付けたり、指に酸素を測る装置を付けたりしました。

麻酔科医の方が、今から背中に下半身麻酔を打つという説明をして、声がけをしてくれながら麻酔の注射を打ちました。

ちょっと痛いけど耐えられます。


アイスノンのような氷の棒で、肩とお腹の冷たさの違いをテストされ、そのうちお腹の方は冷たさを感じなくなり、足が痺れて身体がだるーくなって、すこーし意識もボーッとしてきました。


あぁ…この苦手な感覚が…

9年ぶりだな、、、


なんてボーッとしながら思いました。

元気な手術の介助して下さる女の人が、

呼びかけに対する私の返事がか細く小さいので

『あれ?大丈夫?さっきとキャラ違うよ?』

と励ましてくれましたが、力なく

『は……い』

としか言えず。

少し脳にも麻酔が回ってるような感覚です。

先生が来て、手術が始まりました。
始まる前によくドラマで見る
先生『では~の手術を始めます。宜しくお願いします。』
全員『宜しくお願いします』
みたいな開始の挨拶があり、また軽くドクターXを思い出した私でした…。


手術室内は先生も含め、全員女の人だったかもしれません。

部屋には、小児科や産婦人科で流れるようなディズニーのオルゴール音が流れていました。

酸素マスクを付け、手術中の不思議な空間の中で、私は何をされてるかわからない状態。

私が麻酔が(息がしづらく感じる体質なので)苦手なのを事前に話していた為か、手術中も麻酔科医の方が、麻酔の効き具合や酸素マスクの濃度などをずっと細かく説明して下さりました。

その為、たしかに少し息苦しさを感じた瞬間もありましたが、すごく落ち着いて過ごせました。

本当にこれには感謝しました。

あとで聞いた話だと、使う薬や量や入れるスピードによって(麻酔の先生によって)違うそうです。
私はこの女性の麻酔科医の方でラッキーでした。


…手術から30分くらいたって…


突然お腹を押され、一瞬にして

『おぎゃ!』

という一瞬の赤ちゃんの泣き声。

思わず『あぁっっ!』て叫んじゃいました。


ーそして、その5秒後くらい。

『おぎゃーおぎゃー!おぎゃーー!んぎゃーーーー!』


力強く繰り返される赤ちゃんの泣き声が聞こえました。

私は『あぁぁぁ…生まれたぁぁ…』


と泣き叫んでしまいました。


『おめでとうございます!』


周りの人が声をかけてくれました。

『9月26日、午後2時52分 2810gの男児です。』


産まれたばかりで白い胎脂が顔にいっぱい付いてましたが、赤ちゃんを私の近くまで連れてきてほっぺを触らせてもらいました。


この一瞬だけで、この手術や色んな辛さが吹き飛ぶ瞬間でした。 


それから赤ちゃんは少し処置をされてから旦那のところへ連れていかれたようです。

あとから旦那に聞いたら、赤ちゃんを見せられた時、感動して泣きそうになったよ、と言っていました。


それから手術は30分くらいして、もう1つの手術、卵管を縛る卵管結紮(らんかんけっさつ)の話を先生よりされました。

『卵管結紮なんですが、癒着がすごかったので今回も取るのに大変だったけど…次はもうあれかな…』
と先生ももう状態が良くないことを示唆されていたので、

『わかりました、縛って下さい』

とお願いしました。

(※後に先生に聞いた所、私の場合は膀胱と腹膜が子宮にべったりと癒着しており、前回切ったであろう場所が埋まっていた為、新たに切開したそうです。
子宮壁の薄さは、所々薄かったとのこと。)


もう、これで本当に最後。

最後の妊娠。

最後の出産。

最後の育児。


でも。これでいい。


私は幸せだ。神様、ありがとう。。


今度は声の出ない涙がつーっと出ました。


離婚した2人の子供が、一瞬脳裏を横切って。

そういえば明日は運動会だったなぁ。。
お兄ちゃん小学校最後の運動会だったのに…
行けなくてごめんね、ごめんね、ごめんね……………。


ボーッとしながら手術が40分くらい、
16時くらいに終わりました。


部屋に戻ってから、色んな点滴を付けられ寝たきりに。

麻酔は、効きやすく残りやすい私への配慮で、今回ちょうどいい案配で打ってくださった為か、ちょうど手術中に使用する分だけの量におさまったようです。
なので部屋に戻ってもあの苦しい感覚におそわれることはありませんでした。


出産後の子宮が戻ろうとするいわゆる後腹の痛みはかなりありましたが、旦那と部屋で話したり、2人でウトウトしながら、20時頃まで過ごしました。


旦那はその間もメールが鳴りっぱなしで、赤ちゃん誕生の報告で忙しそうでした。


後腹なのか傷口なのかの痛みが、初日はひどく、痛み止めの点滴も入れてもらい、なんとか眠りに着いた1日でした。



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by miyayu295 | 2014-09-28 11:07 | 出産


25歳で2児の母となるも離婚→再婚し流産を経て…現在37歳で最後の高齢出産に挑む私の妊娠経過と妊娠Q&Aブログです。


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